2011年11月10日

サイバー攻撃−富士通の自治体向けシステム一時停止

福岡市は9日、市のホームページ(HP)から24時間利用できる市のインターネット手続きサービスが同日午後8時過ぎに一時停止したと発表した。電機大手の富士通(本社東京都港区)が自治体向けに提供している電子申請システムがサイバー攻撃を受けた。

全国で10県約200市町村がこのシステムを利用している。データの外部流出はなかったが、自治体には「利用できない」などの苦情が相次いだ。同社などは、攻撃元のコンピューターからのアクセスを遮断する対策を講じるとともに、警察に被害届を出すことを検討している。

このサーバーは9日午後1時55分ごろから約23分間▽同日午後5時36分ごろから約40分間▽10日午前2時25分からと、同3時25分からの各約10分間−−の計4回、30以上のコンピューターから大量のデータを送りつけシステム障害を起こさせる「Dos攻撃」を受け、システムが断続的に利用できない状態になった。さらに同社が防御などのためにサーバーと外部の接続を遮断していた9日午後7時34分から10日午前1時までの間も利用できなかった。

同社によると、サイバー攻撃を受けたのは初めて。実在する企業などのIPアドレスを詐称して攻撃が行われたため、事前に防ぐことは難しいという。


毎日新聞 11月10日
posted by networksecurity at 18:54| サイバー攻撃